2022/03/15

NFTアートを始めるメリットとデメリットを解説【初心者向け】

NFT

「NFTが話題だけど、メリットやデメリットを知りたい。
メリットが大きいなら始めてみようかな。注意すべきことがあれば教えてください！」

今回はこういった疑問に答えていきます。

本記事の内容

NFTアートを始めるメリット
NFTアートを始めるデメリット
NFTアートを始める時の注意点

この記事を書いている僕は、日常的にNFTアートを売買しています。今回はその経験から記事を書いていきます。

NFTアートを始めるメリット

メリットは次の5つです。

データの唯一性を証明できる
データに付加価値をつけれる
国を跨いだ取引がしやすい
誰でも作れる
仲介業者が入らない

データの唯一性が証明できる

NFTはデータを複製することができません。
そのため、NFT化されたアートや音楽などのデジタルデータは唯一無二であることを証明することができます。

複製できない理由は、ブロックチェーンで管理されているから。
現代までのアートや音楽は、無断で複製されてしまったり、偽造されてしまうといったことができてしまいます。
NFTは権利者や製作者が明確なため複製や偽造が不可能になっています。
売買する際に信頼性が担保されているため、安心して取引ができます。

データに付加価値をつけれる

NFTアート取引はデジタルデータ化されたデータの取引です。
例えば、何気なく書いた落書きに価値をつけれるようになります。

絵師さんが描いたイラストデータ
作曲家が作った音楽データ
スマホで撮った風景写真

このように今までは、複製や偽造や共有が可能だったデータに価値がつくということです。
そして「ロイヤリティ」と呼ばれる手数料をNFTにプログラムすることができます。
例えば、作品が権利者の手を離れた後に、所有者がNFTを売買すると、自動的に販売価格の一部が権利者に手数料として振り込まれるといった付加価値をつけることができます。

今までは、リサイクルに出されると、元の製作者にはお金は入らなかったため、このシステムはアーティストやクリエイターの救済につながりますよね。

国境を跨いだ取引がしやすい

NFTは世界共通です。

理由は、仮想通貨（暗号資産）を通じて取引を行うからです。
仮想通貨は世界共通の通貨です。
NFTは「ETH」や「ポリゴン」を通じて取引されることが多いです。

今まで海外に届けることが困難だった作品も、NFTによって世界中の人に届けやすくなっています。

誰でも作れる

NFTは誰でも作ることができます。

つまり、今まで価値が認められていなかったデータに価値がつくというわけです。

何気なく落書きしたイラスト
インスタに共有していた写真
ゲームで作った仮想空間

このようなもの全てをNFT化することが可能です。
つまり、誰でもNFTを作って販売することのできる証明です。

経験として、何か自分の得意な分野でNFTを出品してみると良いかもしれません。
NFTを出品する方法は下記の記事で解説しています。

仲介業者が入らない

NFTアートの取引には仲介業者が関与しません。
つまり、クリエイターとカスタマーが直接取引できるというわけです。

仲介業者が関与しないことによって、クリエイターは売上が増加し、カスタマーは出費を抑えることにつながります。

とはいえ、手数料は存在します。
ブロックチェーンを通じて取引されるため、「ガス代」という手数料が発生する場合があります。

NFTアートを始めるデメリット

NFTアートを始めるデメリットはとにかくややこしいことです。

NFTアートを始めるには学習が必要

NFTアートを始めるためには学習することがマストです。
学習と言っても、どれだけ学習すれば良いかは人によって異なります。
パソコンの知識や、仮想通貨の知識。NFTを取引するために必要な最低限の知識など。

学習を始める段階は人それぞれ異なりますが、共通して言えることは、自分で調べてから始めましょう。
どの分野でも学習は必ず必要です。
学習しながらスタートすることが一番効率が良いでしょう。

NFTは10分で始めれる

学習が必要と前述しましたが、NFTは10分で始めることができます。

「【初心者向け】一番簡単なNFTアートの作り方【5つの手順で解説】」でNFTを始める手順をまとめています。
完全初心者の方でも簡単に始められるように、ロードマップ形式で解説していますので、参考までに読んでみてください！

NFTアートを始める注意点

NFTアートを始める上で大切なことは「自分の身は自分で守る」ことです。
詳しく説明していきます。

詐欺に注意する

世の中には、「初心者から資金を盗もう」とする心無い人が一定数存在します。
他人事ではなく、常に自分もリスクと隣り合わせでいることは忘れないでください。

NFTアートを始めるにあたって大切なことは「自分で調べること」です。

人に頼ることは騙されることにつながる場合もあります。
出品代行や投資代行などがその類です。

人に頼りたくなる気持ちと分かりますが、まずは自分で頑張って学習をしましょう。

— まさや (@Masayaisd) March 14, 2022

販売所の偽サイト
ウォレットの偽サイト
出品代行

この辺りには注意が必要です。
とにかく、「正確な情報発信をしている人」から学んでいけば間違い無いです。
近道はありません。

セキュリティ対策はしっかりしよう

NFTアートを取引するにあたって、パスワード管理や、2段階認証、SMS認証など様々なセキュリティ対策をした上で取引を行なってください。

販売所or取引所
ウォレット
マーケットプレイス

このあたりは必ず口座開設やアカウント作成が必須となってくる上に、資産を預けるツールになります。

しっかりとしたセキュリティ対策をしておきましょう。
なお、コインチェックはセキュリティに強くおすすめの取引所です。
初心者でも使いやすいのも特徴なので、まだ口座を持っていない方は無料で口座開設をしておきましょう。
5分程度でサクッと終わります。

NFTアートで失敗しないためには

NFTアートで失敗したく無い方は、「初心者向け『NFTアートの始め方』を5つのステップで解説する」を参考にしてください！